どうすればTAKUYA∞のように毎日10キロ走れるか~休息編~
前回記事では、毎日10キロ走る身体のためには、
1、実際に走るための筋力
2、走った後の疲労が一日で回復する回復力
が必須であると書いた。
今回は、2の回復力のなかでも、最も大事な睡眠について考えてみる。
「睡眠のゴールデンタイム」というのは実は誤った情報らしく、実は、いかに深い睡眠ができるかで、成長ホルモンの分泌量が決まるという。
間違った「睡眠のゴールデンタイム」 | 眠りのお話|眠りの専門店 市田商店
では、どうすれば深い睡眠がとれるのか。筆者は最近、枕をかえてぐっすり眠ることができたので、この経験を共有したいと思う。
百貨店の専門販売員と話して得られた情報であるが、睡眠時に、背骨の自然なS字カーブを保つことが、睡眠の質に大事であるらしい。
そこで大事なのが、マットレスと枕である。
マットレスは柔らかすぎてはダメらしい。柔らかすぎると、仰向けの時に体重が最もかかる腰の部分が沈んでいき、体に負担がかかっていくという。したがって、ある程度固いマットレスがよいらしい。
では、枕はどうか。枕は仰向け時に頭を支えるためにあるという。もし枕がなければ、仰向けのときに、頭をマットレスで支えることになり、首が不自然に後方に曲がってしまう。
そのため、枕の高さが最も大事で、女性は一号から三号、男性は三号以上の高さの枕が推奨されているという。
枕に関して、もう一つ忘れてはならないことは、寝返りである。普段寝返りが多い人は、体が左右を向いているときに、首が上下方向に過度に傾くことで、起床時に肩や首が痛くなった経験があると思う。
枕が低すぎれば、頭が下方向へ沈み込み、枕が高すぎれば、頭が上を向いてしまう。
筆者は、枕の中央部が両側のよりも低いものを購入することになった。これで、仰向け時にも寝返り時にも、肩や首に負担がなくなった。実際、枕を変えてから数日経つが、朝の目覚めが格段に変わった。
睡眠は一日24時間のうち、四分の一から三分の一を占める。この時間の質を高めるためにも、さらに考えていってもよいのではと思う。